AIの給与計算

最近、クラウドやHRテクノロジーを活用して会計や給与計算を提供したり、そのシステムを導入する会社が増えています。
私も興味をもっていたところ、顧問先の会社がクラウド会計・給与を今年から導入されました。仕訳は自動化され、会計や給与に関する面倒な法改正なども自動更新されます。従業員情報は従業員本人がスマートホンなどから入力するので、担当者の負担が軽減されるのです。

今年の算定基礎届や労働保険申告書は、そのクラウドを使って、私が作成しました。会社からデータをFAX等で入手する必要はなく、パスワードを教えて頂き、給与額等の情報を確認できました。不明なことは24時間AIチャットロボットが対応してくれますが、難しい質問になるとフリーズしてしまいます。少しずつ学習し、賢くなるようです。

便利になり、今後徐々に広まっていくでしょうが、AIといえども魔法ではありません。導入するにあたっては設定やメンテナンスが必要ですし、使いこなすには既に会計・給与ソフトに親しんでおり、ある程度の会計や保険等の知識がある人でないと難しいのではとも感じました。
 しかし知識と経験がある担当者がいる会社や、税理士事務所又は社労士事務所とタッグを組めるのであれば、効率化は図れるのではと思いました。

まだ始まったばかりです。色々な情報を得ながら会社として熟孝することで、将来的には導入可能なく選択肢になり得ると考えます。